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~トランペットとの出会い~

2006 年 12 月 23 日
トランペット奮闘日記


まさか自分がトランペットを始めるなどとはほんの数ヶ月前までは思ってもみなかった。きっかけはJAZZに興味を持つようになったからというのは間違いない。でも、かなり偶然のきっかけであった。

若いころはRockやJ-Popなどが好きだった。一方、JAZZと言うのは何やらどろどろしていてむしろ苦手なジャンルだった。しかし、不思議なもので20代後半あたりから急速にRockやJ-Popより関心を持つようになっていった。

やはりJAZZというものは音楽をやる者としていつかは登って超えたい山のようなものだろう。長年音楽をやっていて音楽理論はだいぶ詳しくなってはいた。

しかし、いくら理論書を読んで理解できてもJAZZっぽい雰囲気は出ない。理屈じゃないなにかがある。とにかく勉強のためCDを手当たりしだいに聴くようになった。

ギターをやっていたので、はじめはウェス・モンゴメリやジョー・パスなどのギター、あとピアノがメインのものを聴いていた。

その中にもちろんサックスやトランペット奏者も参加しているのもあった。そうしてマイルス・デイヴィスなど管楽器リーダーのものも聴くようになっていった。

するとJAZZのサウンドを華やかに彩っている管楽器も興味を持つようになった。管楽器の一つも出来たらカッコいいんだろうと漠然と思ったりもするが年も年だし今さら新しい楽器を始めてもうまくいくものではないだろうと落ち着く。

第一、トランペットやサックスなどは吹奏楽部で中学、高校からずっとやってないと吹けるものではないと勝手に偏見を持っていた。

じつはわたくし、高校時代に吹奏楽部でチューバを吹いていたことがあった。

運動部しか考えていなかったのに入学式で吹奏楽部が演奏しているのを聴いたときチューバの音がやけに心に響いた。それでチューバをやってみたくなって吹奏楽部に入部したのだ。

当時はチューバがものすごく好きで吹いていたので他のブラス楽器にはほとんど興味を持つことはなく滅多に吹いたりすることはなかった。(そのときはブラスと言うより低音に興味があったのだと思う。)

トランペットとチューバでは音の出し方が全然違う。チューバは口全体を緩ませて唇全部を突っ込んで音を出す。初心者でも比較的音は出しやすいだろう。

トランペットは唇の先チョのみ使い、すぐには音は出てくれない。トランペットもちょっとは吹いたことはあることはあった。しかし、まともな音はでなかった気がする。

なによりアンブッシュアが崩れるのを恐れ、あまり吹こうとは思わなかった。(チューバをやっていたからこそ、なおさらトランペットは難しい楽器だと思い込むことになったのかもしれない。)

そういえばいつだったか楽器屋で電子トランペットみたいなのを見かけていた。あれならMIDI入力コントローラーとして打ち込みでもトランペットのニュアンスを出せるんでは?気分だけでも味わえるかもしれない。ちょっと試してみたくなった。

それから後、別の用事で楽器屋に行ったとき思い出したように例のYAMAHA EZ-TPというものを試奏させてもらうことにした。

これは口で音階を発声し、それとバルブで押した音階が合致すると音が出るという仕組み(ほかにも声だけで出せるモードとかもある)。

ラッパには違いなくチューバと指使いは同じはず。しかし、ブランクは15年以上、記憶はおぼろげ。

それでも何回か試行錯誤しているうちドレミファソラシドはできるようになった。そうしているうちに店員さんに人生を変えることになる一言をかけられた、

「せっかくですから本物吹いてみますか?」

驚いた。本物を吹くなどとはまったく考えていなかった(カナリ予想GAYデシタ)。高校のとき誰かに管楽器は一度吹くと価値が下がると聞いたことがあった気がして、ずっとそう思い込んでいた。まさか試奏できるものだと思っていなかった。

「管楽器は一度吹いたら価値が下がっちゃうんでは?」と聞いてみたら「そんなことはないですよ。だって吹いてみないと合う合わないとかわからないじゃないですか」と言われそれもそうだと納得。せっかくのいい機会なので本物を吹かせてもらうことにした。

吹いてみたら意外にも音が出た。もっと出にくいものだと思っていたが自分でも驚いた(もちろんブガブガでしたが)。さっき思い出した音階を吹いてみると1オクターブ分はできるようになった。ちょっと興奮。

「もしかして練習したら本物吹けるようになったりしますか?」と聞いてみたら「今それぐらい音が出るんでしたら絶対大丈夫ですよ」と店員さんは言ってくれた。

「もしかしたら自分がトランペットを吹けるようになる?」

楽器ならなんでも興味はある。だが大抵は実際に始めるまでには至らない。トランペットもそんな楽器の一つ過ぎなかった。しかし、この瞬間からものすごく興味が湧いてきた。

とりあえずお礼を言って店を後にする。その日を境に急激にどんどんトランペットに心奪われていくことになる。

2006年12月末の出来事であった。

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テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽
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