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ハーマン・ミュートの新たな使い方!?

2009 年 06 月 23 日
トランペット奮闘日記


私は練習用ミュートとしてHARMONのワウワウ・ミュートを使っている。その消音効果にして吹奏感も他のプラクティス・ミュートよりはかなりよく、練習用にも十分使えると気づきそれからずっと用いている。

普段はワウワウのアタッチメント部は外して使っている。これで別名”チーチーソング”となる。音色もマイルス・デイヴィスやプロミュージシャンも通常の演奏に使うぐらいであるし、プラクティス・ミュートとしては消音効果と吹奏感を十分妥協してくれるものでまさに理想的。

しかし、それでもミュートである以上当然抵抗もあり吹奏感のギャップはある。以前も多少は感じていたそのギャップが、困ったことに近頃やけに意識せずにはいられないようになってしまっていた。

たまにスタジオに入って練習するとき、ミュートを付けている状態と付けていない状態では唇の振動の仕方がぜんぜん違うので戸惑ってしまうのである。

それはうまく説明できないが”エアーのしなり”と言えばいいのか・・・それは他のミュートにはないチーチーソング特有な感触。

どうやらミュートをワウワウ部を外したチーチーソング形態で使用すると中、低音の共鳴が大きくなるようだ。そのため、唇の振動も”大振れ”になる感覚がする。それゆえ、ミュートを付けないときよりも音が出るまで少し遅くなる(コンマ何秒という世界であるが)。

それは、ミュートによる抵抗の一種ではあるが単に出にくいというわけではなく、”しなり”と言う感覚なのである(私的に)。その”しなり”のせいで、ミュートを付けているときと付けていないときではそれぞれ吹き方が変わってしまうようだ。

最近はスタジオで練習する度、時間内にそのギャップを埋めきれないというような不完全燃焼感が大きくなってきていた。

ふだん、ミュートをつけて練習しなくてはならない日が断然多い自分にとってはこのままだとチーチーソングがメインのトランペッターになってしまうのではという懸念が・・・

やはり自分としてはミュート無しの方がメインのトランペッターとなりたいのです。

その”エアーのしなり”によるギャップ、なんとか出来ないものか?と、試しにワウワウ部の挿し方を色々変えてみたところ、




このように差し込んでみたら驚いたことに”エアーのしなり”がかなり抑えられ、息抜けのスピードが確実に上がった!(オオー@o@;)

中低音のブーストは抑えられ、トレブルが増すような感じで消音効果もさらに向上し、しかしながら唇の振動はミュート無しの状態により近いものになっている感じがする(もちろん、まったく付けていない状態とまではいきませんが)。

ワウワウをしっかり差し込んでもこのような感じにはならず、やはり”エアーのしなり”を感じる。

この一見中途半端な差込方によりミュートの大揺れの部分の振動をうまい具合に抑えられているようだ。

これはいけるかも!?これでしばらく様子を見てみようと思います。

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私にとってのEM1

2009 年 06 月 15 日
トランペット奮闘日記


YAMAHA EM1、このマウスピースは今まで自分が試した中でもっともプロフェッショナルなサウンドに近い音を鳴らせるものであろう。

とにかく”鳴り”がすばらしい。エリック宮城氏ご本人はもちろん、他のプロミュージシャン、上級者でも愛用している方が多いのも納得できる。

しかし、プロぐらいの技術がある人向けかといえばそれは違う。入門者でも音は出やすいはず。私自身、2008年6月22日の吹き比べで、まだトランペットを始めて一年ほどの技量でもその”鳴り”の違いには驚いた。

安定した音とビブラートなどのコントロールのしやすさ。そしてなんといっても、あの日録音した4本の中で断トツに”録音映え”がいい。そして、体調の悪い日でも他のマウスピースほどそのサウンドには影響しない。すごい。

でも、それなら何故メインで使おうとしなかったのか?そらは薄々わかっていた・・・長時間吹いたら”音が止まりそう”な感じがしていたからである。

”EM1強化月間”でも設けて試してみようと思ったこともあった。でも怖かった、「自分には合わない」と断定せざるを得なくなることを・・・

このマウスピース、やはり”ジャストフィット”なのである。おそらく自分には小さい。Schilke6A4aに比べたら十分吹ける。しかし、高音を鳴らした後、何事も無かったようにはいかない・・・

それでも、はじめのうちは調子がいいし、体調が悪い日でも十分録音映えのする音が出せる。EM1は私にとっておそらく”お守り”のような存在なのだ。

レコーディングで体調が悪いがどうしても録らなくてはいけないときは頼れるかもしれない。「もしも本当に困ったときはEM1がある」という安心感は今でも心の支えなのである。

EM1よりも少し大きいEM2というのがある。試してみたい気もする。しかし、Schilke10A4aがある以上今のところ必要ないかも。いつか機会があったらと言う感じです。



ポケトラにEM1装着!
う~ん、バリバリ鳴りそう!(^ ^;)

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大きさの感覚とは・・・

2009 年 06 月 08 日
トランペット奮闘日記


小口径マウスピースへの未練を断ち切れたせいなのかSchilke10A4aを大きいと思うことがなくなった。むしろ小さく思えるときもあるぐらいだ。

結局、マウスピースの大きさの感覚とは意識しだいでも変わってしまうことなのかもしれない。

かつては自分は大口径が向いていると思い込み、ついにはジャルディネリ1M(17.5mm)を使うまでになった。しかし、大き過ぎると悟ったとたん演奏不可能になってしまった。

そういえば、Schilke10A4aは大きいと思う日と小さいと思う日もあったが、出せる音域や音質、吹奏感などはほとんど変わらない。

マウスピースとは主観的な大きさの感覚によらずその人の唇に適したサイズと言うものがあるのかもしれない。

逆にいえば、その適したサイズになかなか出会えないのは”主観的な大きさの感覚”が邪魔をしているのかもしれないですね・・・


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”ジャストフィット感”の考察

2009 年 06 月 02 日
トランペット奮闘日記


2009年5月27日記事の小口径マウスピースについての続きの話です。)

マウスピースを唇にあてたとき困るのがそのときの大きさの感覚の違いであった。何か、カッチリとした確固たる”ジャストフィット感”を得られたのなら安定して吹けるのではないか?と思ったわけである。

しかし、”ジャストフィット感”の得られるマウスピースを使ってみて解かったこと、「ジャストフィット感があるということは、それはじつは”小さ過ぎる”のではないか?」ということである。

はじめのうちは唇がキッチリ固定されていい感じがする。ミドル・ソぐらいまでしか使わないのなら問題はさほど無い。

しかし、ハイ音域まで吹こうとすると問題が発生してくる。ハイ音域まで鳴らした後、下の領域に戻っても何事も無かったように吹けるかどうかが重要なのだ。

Schilke6A4aもYAMAHA7D4dも高音を鳴らした後に音が出なくなったり、だんだん唇の居心地が悪くなって窮屈に感じられるようになってしまう。

「唇をほぐす」という表現がある。これはウォーミングアップを事前にして演奏しやすい状態にすることだ。

しかし、実際にはそれが唇のどのような状態なのかは明確には解らない。でも、吹き始めよりは少し吹いた後の方が吹きやすいのは確か。

これは推測でしかないがトランペットを吹くことにより水分や充血によって唇が膨張してくるのではないだろうか(ミクロな単位で)?

それで、はじめはピッタリと感じても後半窮屈に感じたりするのでは?あと、膨張することで神経も鈍ってきてさらに大きさに関する感覚も鈍くなるのかも。

感覚が鈍り、膨張した唇を小さめのマウスピースに押し付ける(押し込む)から音が止まる現象が起きるのではないか?(このへんはまだまだ憶測に過ぎず断言はできませんが。)

ただ、自分的な結論として至ったのは、

「はじめカッチリとジャストフィット感の得られるマウスピースは後半窮屈になってくる。だから、少し大きい気もするがそれでも踏ん張りもきくことができるものこそちょうどいい。」

ということである。(他の人にもあてはまるかどうかは断言できませんが私個人的な結論です。)

少し大きい気がするものこそがじつはピッタリなのかもしれない(私にとってはSchilke10カップあたり)。

多少膨張することを考慮に入れて柔軟な動きを妨げないように唇の”あそび”の部分が必要なのかもしれない。


~お詫びと修正~

2009年4月19日のSchilke6A4aでの録音ですが、うっかりリンクをSchilke10A4aでの演奏に張ってしまっていました。修正しましたのでお知らせします。すみませんでした。m(_ _)m

しかし、あらためて聴いてみるとやはりかなりギリギリ感が漂ってますね(汗)。

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