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まいっちんぐ

2012 年 01 月 31 日
トランペット奮闘日記


1月28日の「鍵盤によるトランペットとピアノDuoアドリブ in Gm」の録音ですがミックスダウンした後どうしても納得できないトラブルが起こっていました。

(ミックスダウン:録音した各パート・トラックを音量調節、エフェクトなどの処理をして混ぜて一つにしてステレオ再生機で聴けるように出来るようにする作業。)

音量を小さめで演奏していたところがフォルテになってしまっていたり、逆にフォルテのところは音色が潰れて小さくなってしまっていたり、なんでもないところがいきなり音量がでかくなったり。意図しないところで音量、音質が変化してしまっていたのです。

どうやら音質が良いといつも使っていたシーケンサーのリバーブがコンプレッサーのような働きもしてしまっていたと判明しました。こんなこと初めてで原因が良くわかりません。

演奏者的には音量を張り上げたあと控えめに抑えてしめるというエクスプレッションを機械的に逆にされてしまうとなんだか不本意を感じてしまうのです。

それは「上手い下手」関係なしにそのとき意図しようとした私の演奏ではなくなるわけです。

大変申し訳ありませんがその日の録音をリバーブを違うものに替え改めてミックスダウンやり直して差し替えさせてもらいました。(何度もすみません)

演奏データは28日そのままで、リバーブだけを替えただけです。今回はようやくその日の意図のままと言えるものになりました。

録音だけではなくミックスダウン作業もまだまだ勉強すること多々大ありですな(- -)。

(「まいっちんぐ」、この言葉を知っているかどうかで世代のラインを引けそうですな(^^;)。オヤジギャグ愛好家にはなくてはならないフレーズ、死語にならないこと願いマッスル。)

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アドリブの魅力

2012 年 01 月 28 日
トランペット奮闘日記


アドリブの魅力とはやはり、楽譜に書かれている音符の呪縛から開放され自由に演奏していいことです。そうそれは、FREE

今まで鳥カゴに閉ざされていた小鳥がカゴから解き放たれ自由に飛び回りながらさえずるが如く・・・
(おっ、なんか詩人的なこと言っちゃいましたぜ。
f^^;)

アドリブの理想の演奏とはまず聴いている人がいいメロディーと感じてくれることも大事でしょうが、自分的には「なんだか何をやっているか解らないが、とにかくすごい!」というと思わせることが出来たらとか思ってます(笑)。

それに欠かせないのが”クロマティック・アプローチ”と”音数で圧倒”という手段でしょう。

”クロマティック・アプローチ”、けつこう音楽理論だけは強いと思っているつもりの自分ですがブルースと同様に未だに確固たる理論付けが出来ていないものであるものです。

装飾音、トリル、クリシェ、ウォーキング・ベース演奏時の導音アプローチ等々、これらだけでも単純にテンション・ノートを含めたコードの構成音という単純な結論付けは出来ない。

しかしながら、まったく違和感は感じない。むしろ、心地いいサウンド。

”クロマティック・アプローチ”について詳しく書かれている理論書には今まで出会ったことは無い。

大学生のとき、貪るように音楽理論書を読みあさっていた自分は音楽の根源が解明できるかもしれないと興奮気味になけなしの大金を払ってジョージ・ラッセル著「リディアン・クロマティク・コンセプト」という本を買ってしまいました、が・・・

(通称”リディクロ”。当時の定価は消費税3%込みで13,390円(@o@;)。この本については、まあ、機会があったら書いてみたいと思います(笑)。自分的には”アンビギュアス・シャングリラ”と表現したらいいのでしょうか(^^;))

それでも、不思議なものでブルースもクロマティックも長年付き合っていると出来ることも増えてくるものなのですよね。

トランペットのアドリブではまだまだクロマティクなアプローチはとっさには使いにくいのですが、鍵盤上では目で軌道を確認できるので”使用可能なクロマテイック”が見えたりします。

これも、経験上積み重ねあげた結果なのでしょう。
しかし、ブルースもクロマティックも結局的に”経験”
と言う曖昧なものでしか習得できないのか?

当然そうとも言えるだろうし、しかしながらそうではない何かで掴めそうとも思える気もしないでもないし・・・
(-"-;)

いや、これは今すぐ答えを出せるものでもないので今日はこのぐらいで。(^^;)

本日は趣を変え、鍵盤だけを使ったアドリブを録ってみました。このブログはトランペットの日記であるので鍵盤のアドリブを載せる機会はないかと思ってましたが、自分の経験上のクロマティックの研究の発表として公開してみようと思います。




調はGマイナーでコード進行はシャッフル無しの
||: Cm7 | F6 | Bb6  | Eb6 |
| Am7(-5) | D7 | Gm7 | G7 :||
のループ。

コンセプトはトランペットとピアノのデュオという形式で。はじめの2コーラスはトランペットのアドリブ。その次の2コーラスはトランペットからバトンタッチでピアノのアドリブ。そして、ラスト1コーラスをトランペットでしめる、という流れにしてみました。(ラストはGm13)

使用音源ですがトランペットは久々登場のMOTIFのチーチー。ピアノはMOTIFのグランド・ピアノ。ちなみにトランペットはSY99、ピアノはKORG SP-200でのリアルタイムの手弾き入力です。

なんだかクロマティック・スケールを意識しすぎてアプローチがクラシカルなショパンチックな感じも若干漂ってる気もしますね。(^^;)

(でも、私的にはショパンって絶対ジャズの礎を築いている部分大有りとか思っているのですよ。もしショパンがジャズと出会っていたらとか思うとなんだかゾクゾクしちゃいますよね。)

鍵盤でのアドリブは目で軌道を確保出来る分少し余裕があります。「よし、ここから早いパッセージで攻めて着地点はあそこにしよう」とか弾いている最中に冷静に考えたりできたりします。

トランペットではまだまだ自分の足場のようなものを見失ってしまうことがあるのです(まだまだ修行がたりないのでもす- -;)。

でも、”トランペット脳”と言う感覚を発達させていけたらトランペットでもいつの日か鍵盤を目で見ているがごとく自由に演奏できる日が来るのではと信じて修行に精進していきたい所存でありもす。


学生時代にチューバを演奏していて十数年のブランクの後に数年前からトランペットを始めたというMさん、励ましのメールありがとうございました。当日記の更新を楽しみにしていたと言って頂けるだけで当方のモチベーションは上がります。またいつでも、お気軽にメールくださいね。

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反省会

2012 年 01 月 24 日
トランペット奮闘日記


前回の「枯葉」のアドリブを振り返ると「うまくいったところ」と「無難にかわしたところ」が手にとって分かります。(録音いと怖し(((゚ロ゚;))))

「うまくいったところ」と言うのは自分が意図として「ここはこのフレーズをはめてみよう」として”しっくり”いったところ。

「無難にかわしたところ」というのはコード・トーンを意識せず”とりあえず外さない音”を使ってやり過ごしたところで、偶然的に”しっくり”することもあるがそうでない場合が多い(でも外してはいない)。

ジャズでは例えばキーがAマイナーの曲でコードがAm7からDm7へ進行するときにAm7をA7に変化させより強くDm7に行きたい感じにしたりすることが多く見受けられます。

このときA7は「ノン・ダイアトニック」なコードと呼ばれます。「ダイアトニック」というのは七つの音で構成される音階のことで簡単に言えば”ドレミファソラシ”のことです。

Am7とDm7は”ドレミファソラシ”の中の音で作れるので「ダイアトニック」なコードです。しかし、A7は”ド”
の代わりに”ド#”を使うことになり「ノン・ダイアトニック」なコードとなるのです。

そして、ジャズではこのA7にさらに刺激的だったりメランコリックさを醸し出すためにテンションノートを乗せ変化させたりします。

代表的なのは”#9thコード(シャープ・ナインス・コード)”でしょう。このコードはとにかく数あるコードの中で最も強烈なサウンドがします。

(このコードは伝説のロックギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが多用していたことからロックをやっている人達からは”ジミヘン・コード”と呼ばれたりすることもあります。)

なぜならば、Aで説明すれば構成音は”ラ・ド#・ミ”ですが#9の音は”ド”です。一方Amというのは”ラ・ド・ミ”で構成されています。

コードの3rdの音はメジャーかマイナーかを決定させる超重要な音です。

ある日、A国(ラ・ド#・ミ)がメジャーコードとして安泰な日々を暮らしていたのに突然Am国の猛将”ド”が攻め入ってきたのです!時は戦国、群雄割拠!波乱万丈な物語が今ここに!!(ini-T小劇場、^^;)

メジャーコードとマイナーコードのキー音が混在するため猛烈なうねりを生み出しそれが強烈に刺激的で癖になるたまらないサウンドとなるのです。

テンション・ノートとはほんと香辛料と同じ様なものですね。私など#9thコードさえあればそれだけでご飯3杯はいけます!(食べるラー油かい!^^;)

ここにさらに♭9thの音”シ♭”も参戦すると「オルタード・スケール」や「コンビネーション・オブ・ディミニッシュド・スケール」などが使用可能になります。で、いかにもジャズぽいサウンドを出しやすくなるのです。

要するに、このA7からDm7に移るときは大手を振るって「ノン・ダイアトニック」な音を使用しジャズっぽいサウンドをかもし出せる格好なチャンスなのです。

前回のアドリブでもこういう「ノン・ダイアトニック」なドミナント・モーション部分は上手くいきました。それは「ダイアトニック」な音が「ノン・ダイアトニック」に変化するところは目立っていて狙いやすいからです。

また、「ノン・ダイアトニック」な部分でフレーズのパーツをつなぎ合わせると言う感覚でコンビネーションがうまくいったという感触も得ました。これは今までに無かった感触。

(鉄拳で例えるとコンボ技が炸裂した感じでしょうか。目指すは10連コンボ!笑)

課題と思ったのは「ダイアトニック」な部分です。ここは「ダイアトニック」な音を使えば無難に済ませることができます。しかし、無難に済ませやすい反面、効果的なサウンドを出すための目印が見つけにくく”ジャズっぽさ”を醸し出すのが難しい箇所と思います。

「ダイアトニック」な部分でいかに「ノン・ダイアトニック」な音を掘り出せるか、それが今後の課題となりそうです。



日記復活にあたり激励のメールをくださったKさん、感激しました。どうもありがとうございました。この日記を楽しみにしてくれている人がいるとわかっただけでもやる気が出ます。まだまだ頑張りますよ!

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NEW ピックアップマイク For Chi-Chi

2012 年 01 月 16 日
トランペット奮闘日記


遅ればせながら、明けましておめでとうございます!

去年は本当に大変な年でした。今年は良い年になることを心から願いたいですね。


10ヶ月近く日記をお休みさせてもらいましたが、現在もマウスピースはBach3Cを使い続けています。
(なんだかんだ言って、2年間変えてないですね)

トランペットは大変メンタルなものに影響されやすい楽器と思います。気が滅入っているとまったく吹く気すらなくなってしまう。あの日以来、練習を再開出来るようになったのは去年4月の終わりぐらいからでした。そのときから今日まで考えたこと試したことなどは追々書いてみたいと思っています。

さて、今年初めのトピックを書きたいと思います。

ちょうど二年前に音源を使った練習をすべく制作した「自作マイク”For Chi-Chi”」というものがありました。作った当初は我ながらこれは使えると思っていました。

しかし、装着したとき感じる違和感が日に日に増してきてしまったのです。

ピストンバルブに巻きつけているため持ち方が変わってしまう。重量も増して重く感じる。そしてなにより一番問題なのは吹奏感が変わってしまうこと。

はじめは些細な違いと感じていましたが、「付けて吹くのと付けないで吹くのではまったく違う楽器を吹いているのと同じなのではないか?これで練習すべきではないのでは?」とすらと思うようになりました。

同じ楽器であるのに本体に何かを付けると振動を抑えられるためかこんな感じになってしまう。管楽器とはなんとも繊細な楽器です。

そんなこともあり、せっかく作った”For Chi-Chi”でしたが去年はあまり使うこともなくなってしましました。しかし、今年に入りやはり音源を使った練習をもっとすべきだと強く思いました。

そうすると方法はピックアップ・マイクをトランペットの本体にではなく、チーチーに直接くっ付ける手段しかありません。

先日、なにかいい物がないかなと100yenショップに立ち寄ってみました。100yenショップって特に用がなく入ってみても商品を眺めていると「これはあれに使える!」とか発見があったり面白い所ですよね。

そこで目に入ったのは”耳かけイヤホン”という商品。ひと目で「これは使えそう!」と即購入。




めっちゃ軽くチーチーに取り付けても”ポロリ”はありえなさそう。モノラルのコードで3mもあり延長の必要もなさげ。改造なしで使えたらこれは好都合。




マイクを取り付ける方法は、そのまま大胆にビニールテープで貼りつける!(^^;)

あとで見栄えのいい方法を考えようとは思いますが、とりあえずラインで音が拾えればいいので当面はこれでよし!

しかし、こうして見るとまさにこのようにチーチーに取り付けられるために存在するのではないかと思えるぐらいピッタシで自然な感じがします。(笑)




トランペットに装着するとこんな感じになります。不用意な”ポロリ”を防止するためにコードを結んでつば抜きのところにかけています。

さっそく、ミキサーにつないでみると(「自作マイク”
For Chi-Chi”」ほどではありませんが)思っていたより悪くない音で驚き!(100円ですぜ・・・@o@;)

本日、その100yenイヤホンで録音をしてみました。

本日の課題曲はなんとあのジャズ・ナンバーの代名詞的な曲「枯葉」です。いつかは挑戦したいと思っていた名曲。はじめはリート部だけの録音にするつもりでしたが調子に乗ってアドリブも録ってみました。





この演奏は譜面をまったく見ないで演奏しています。もちろん一度で上手くいく訳もなく十数テイクは取り直しました。譜面に縛られず気の赴くまま吹いているので毎回メロディーが変わるのが面白いところです。

しかし、ジャズのアドリブはホントに難しいっす。録音を聴き直すとプロと比べたら赤子のようなレベル・・・

でも、トランペットを始めた頃は「枯葉」のリート部ですらバテて吹ききれなかったのに、ましてやアドリブなど出来る日が来るのだろうかとも思っていました。

千鳥足ながらもジャズのアドリブをこうして伴奏に合わせて演奏できるようになったと言うことは自分的には成長できていると前向きに思いたいです。

この「NEW ピックアップマイク For Chi-Chi」、吹奏感はチーチー装着時と吹奏感はまったく同じと言って言いと思えます。この100yenイヤホンのおかげでまた音源を使った練習が気軽に出来そうです。

もちろん、正式な録音をする時にはイヤホンではなくレコーディング用のマイクを使うべきだと思います。
でも、練習用なら自分的には全然OK!

「枯葉」は100yenイヤホンだけではなく今後色々な録音手段で追い続けたいですね。

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