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「スーパーチョップス」とは?

2013 年 07 月 28 日
トランペット奮闘日記


「スーパーチョップス」とは何なのかを現段階で整理してみたいと思います。

まず、「チョップス」とはどういう意味なのか?

Chopとは、まず「包丁でスパンと切り分ける」と言うような意味です。日本人だったら「チョップ」と聞くと「空手チョップ」、「デビルチョップ」とか手刀による攻撃技の方が馴染みがありますよね。(古い・・・f^^;)

はじめはチョップ的な要素を奏法に使うのかと思ってましたが、どうやらChopsと複数形で使う場合は口の周りや顎を形成している筋肉や組織の総称となるようです。

ですので、「スーパーチョップス」とは「スゴイ顎」と直訳できますが、もっと解釈を広げれば「理想的な顎の形、口筋の使い方」というニュアンスなのかもしれませんね。

その「スーパーチョップス」の考案者はジェローム・カレという人で楽器を作る職人だったみたいですね。氏が製造した楽器は「スーパーチョップス・モデル」と名付けられているようです。

現在は楽器の製造の方は辞めて奏法の指導に専念しているようです。さて、まず公式サイトと氏のレッスンの様子をYouTubeで見てみました。
(「super chops」で検索すると出てきます)

MASTER SUPERCHOPS
http://www.super-chops.com/

ジェローム・カレ氏は楽器を吹く前に舌のセッティングを強調していました。下歯を舌で覆っているように見えました。

その後、唇だけで「プップップッ」とバズィングしてその出した同じ音をトランペットでも吹いてました。
「The Spit Buzz」というツバを吐くようにバズィングする方法が基本のようです。

しかし、真似してみましたがあんなに唇を巻き込んでのバズィングなど出来る気がしません。白人だから出来るのでしょうか?

あと、ジェローム・カレ氏はよくトランペッターが深い呼吸をするために取り入れている”ヨガ呼吸”を否定しているようです。「現在多くのプレーヤーが使っている3分の1の息の量しか必要としない」とのことです。

また、この奏法は高音を出すために考えられたものではないようです(マジオと同様に)。レッスンでは高い所でもハイCぐらいまでの音域で指導していました。

結局、「スーパーチョップス」についてはこれだけではハッキリ理解できませんでした・・・(-"-;)。

いろいろ探しまわった結果、「スーパーチョップス」の教則本というものがあるようなのですが、そこに「ハイトーンへ行くほどアパチュアの位置は上に行き、ダブルハイCでは上の歯と歯茎の境目あたりにある。」という記述があるそうなのです。

えっ、本当なのでしょうか・・・?ちょっと、そんなことが可能なのか私には想像出来ません・・・やってみようとしましたがアンブッシュアが崩れてまともに音が出ません。

どうやら、私がやっているのは純正の「スーパーチョップス」ではないようです。でも、舌先を下唇に付けているので流派は「スーパーチョップス」系のような気がしているのですが。

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シラブル・ラビリンス、その果てに・・・?

2013 年 07 月 13 日
トランペット奮闘日記


いや~、実はこの一ヶ月ほど日記を更新することも出来ないぐらいの何とも言えない状態に陥ってました。ようやく、出口が見えたようです。今日はそのことについて書いてみたいと思います。

舌改革を始める前、リップトリルさえ出来るようになればこれまで以上に高音域が楽に出せて、ダブルハイ・Cも実用音域にできるのではとか考えていました。

ようするに、リップトリルの舌を上げた時の状態で吹けば高い音が出し易くなるのではないかと考えていたのです。しかし、それは幻想でした。

舌を上げた状態では音が細くなる傾向がありとてもその状態で演奏し続けるのは無理があると思えました。リップトリルの上の音を出すため以外には実用的ではない気もします。(私のやり方が間違っている可能性もあるのですが)

あと、悩んでいたのは舌を歯の裏のどこに付けるのか明確な場所が分かりませんでした。リップトリルがうまくいく時は歯の上の方です。しかし、そこでは下唇にも不可抗力的に触れてしまう。触れてしまっていいものなのか?

歯の根元あたりであれば唇には触れない。しかし、そこではリップトリルなど出来る気がしない。

「一体、正解はどこなのか?」

舌改革を始める前に懸念していた状態に陥りました。それまで、私には舌を浮かせて吹くという一通りの方法しかなかったので何も難しいことを考えなくてもよかった。

舌を使う奏法に切り替えあれこれ考えて吹くようになりました。考えて吹いても思い通りにいかない・・・

メインマウスピースをYAMAHA EM1に変えてからミドル・ソ以上が出なくなるような不調の日、いわゆる「お預けの日」というものはなくなりました。音域は日々安定しています。

今まで、調子が悪いというのはマウスピースが原因となっているケースがほとんどでした。今回のは、調子自体は良いのに舌の使い方が分からないという初めて経験するスランプでした。

「どういう風に舌を使えば高音が出しやすくなるのだろうか?」
「舌など使わない方がむしろ出しやすいのではないか?」
「自分には向いてないんだ、舌改革諦めようか・・・」
「しかし、そうなるとトランペットを続けることへの否定になるのでは・・・」

モチベーションもなんだかどんどん下がってくる感じでした。シラブルという名のラビリンスですっかり路頭に迷ってしまっていました。

しかし、ここ一週間ぐらいで変化がありました。トランペットを吹いている時「あれ、今舌は離れてる??」という感覚。確認してみると舌は歯に付いていました。

舌が歯に付いているのにそんな感覚もないぐらい自然な感じなのです。その時の舌先は歯の裏というより歯の先端にありました。

あと、舌をどう使ったらハイトーンが出るのかと強引に舌を付き出して吹いたらすごくハリのある感じで出せたのです。

その時の舌の位置を確認したら衝撃の事実が判明しました。舌は歯の裏に付いているのではなく、歯の上に乗っていたのです。

今まで「舌を歯の裏に付ける」ということを前提としてあれこれ考えて試していました。「舌を歯の裏に付けて、不可抗力的に唇にも触れている」という感じでした。

そこで、「舌先は下唇に付けて、不可抗力的に歯にも触れている」と発想を転換してみると今までの悶々したものがスッと晴れていったのです。

高音を鳴らすときは舌を上げるというより前へ突き出すという感じでやってみるとうまくいくようになりました。ようやく迷宮の出口が見つかったようです。

一段落着いたところで、ちょっと気になっていたハイトーンが出し易くなるという「スーパーチョップス」とはどういう奏法なのか調べてみることにしました。

おぼろげに、「スーパーチョップス」ではアバチュアを狭めてハイトーンを出し易くするとどこかでたまたま読んだ記憶がありました。

「マジオ奏法」は「タング・マジック」と同じくアンブッシュアは変えずに息のスピードによって音程を変えるという。これらの奏法は私にはちょっとムリっぽい。

私は高音になるにつれて意識的にアバチュアを狭くしていたので、きっと「スーパーチョップス」なら更なる高音の可能性が広がるのではと思ったのです。

しかし、「スーパーチョップス」について解りやすく明確なメカニズムなど解説しているサイトは見つけられませんでした。

断片的に見つけた情報をまとめてみると、また衝撃の事実が。それはアバチュアではなく舌の位置でした。「スーパーチョップス」では舌先は下歯の先端を超え下唇に付けて吹くのが基本のようなのです。

まさに、今迷宮を抜け私がたどり着いた「舌先は下唇に付けて、不可抗力的に歯にも触れている」という状態と同じといえます。もしかして、これが「スーパーチョップス」なのか?

ただ、まだ「スーパーチョップス」については調べ始めたばかりでもっと情報を集めて整理する必要があるので今日はこの辺にしておきたいと思います。


しかし、今週は関東地方は連日猛暑だったそうですね。甲府が4日連続で39℃を超えたとか(@@;)。こちらは時折肌寒さも感じるぐらい涼しいです。このギャップは・・・

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