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わたしのセット方

2010 年 02 月 13 日
トランペット奮闘日記


トランペットを吹こうとするとき、マウスピースを口にセットする方法として、

①上の歯に押し付け気味にする
②上下の歯に均等になるようにする
③下の歯に押し付け気味にする

の3通りがあると思います。

私の場合、③です。トランペットを始める前から右前歯が差し歯であった私には選択の余地はありませんでした。

私の基本のセットの仕方は、マウスピースをまず下の歯(唇)に固定してから、上の唇を添えるような感じです。上唇に関しては「押し付ける」と言うより「押し返す」ようなイメージです。

マウスピースの位置は若干右側につけるスタイル。
差し歯がうまくマウスピースのカップ内に収まるような感じです。

必然的に、上の前歯には極力負荷がかからないような奏法が身についてしまったようです。

管楽器でジャズをやりたくてトランペットを始めてみるも、挫折してサックスに転向する人は少なくないと聞いたことがあります。

単に、その楽器の出せる音域を出すだけならサックスの方が容易。それは音を出す楽器構造上、音域はマウスピースやリードなどにとらわれるようなものではないからです。(だからと言って、人を魅了する演奏が簡単にできるというわけではありませんよ。)

トランペットはその出せる音域がマウスピース、吹き方等のファクターによって大きく左右される。曲を吹く以前に音を出すだけでも大変な楽器。

私もトランペットを始めた頃は、長時間吹いていると③スタイルの吹き方では下前歯が唇に刺さり痛くなってまともに吹けなくなるので「サックスだったら・・・」とサックス転向もちょっと考えてみたことがあります、じつは・・・

しかし、私の差し歯はその選択を許しませんでした。

私の右前歯が差し歯になってしまった理由は大学生のとき交通事故に遭ってしまったからでした。(携帯電話で通話しながら運転していたドライバーの不注意だったんですが、”ながら運転”は本当に危険なのでやめましょうね。)

幸い、前歯意外に痕が残るぐらいの大きな怪我はしなかったのでご心配なく。けっこう私は頑丈なんです。f(^^;)

私の場合、半分ぐらい残った自歯を削って差し歯をかぶせてあります。そして、右隣の歯に少し重なるようになっています。それで根元付近であれば前方からの加重には比較的耐えられる感じです。

でも、前歯を使って何かをくわえることはできません。私の歯は何かくわえたら”テコの原理”により容易に「ポロリもあるよ!」となってしまうでしょう。
(一度、うっかりうまそうな硬いフランスパンのサンドウィッチをガブリとほうばって冷や汗をかいたことがあります^^;)

サックス(クラリネット)のマウスピースは前歯の先端でくわえないといけません。ゆえに、私には演奏不可能な楽器なのです。

なにより、「自分にとってはサックスではなくトランペットという楽器だからこそ意義がある!」とすぐ考え直し、下前歯を削ることでなんとか乗り越えられました。

確かに、差し歯はトランペットを演奏したい者にとっては試せる演奏方法が制約されてしまうしハンデかもしれません・・・

しかし、自分の場合はおかげで楽器やセット方法の選択肢が減り、迷う必要が無くなったとプラスに考えています。(でも、③なりにもセット方はいろいろあるのですが・・・)

あの、アート・ブレイキーも新人トランペッターがすぐバテるのを見て「下あごに乗せろ!」とか言っていたらしいです。

③の奏法は、もしかしたらバテ軽減に有効なのかもしれませんね。自分の場合、①②は試せないのでどんな感じなのかわかりませんが・・・

「ナンクルナイサ!」

沖縄のことばで前向きに、しかしながら気負いしないような感じで「なんとかなるさ!」の意味だそうです。こんな感じですね!
(いや~、BLOOD+は名作でしたな)

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テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽

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