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トランペットという楽器を始めて

2010 年 10 月 17 日
トランペット奮闘日記


私がトランペットを始めるきっかけになった2006年12月のあの日の衝撃は今でも忘れていない。

あの頃はギター、いや自分にとっての音楽自体路頭に迷っていた時期でした。

トランペットを始める前はギターが自分のメインの楽器でした。長年付き合ってきたギター。始めた頃はそれはもう寝るのも一緒、お風呂も一緒というぐらい好きな楽器だった(笑)。

エレキ・ギターという楽器はギターの弦の振動をピックアップで拾いアンプで振動を増幅させて音にする訳でアンプリファも含めて成立する楽器。

そこに、エフェクターという電気信号を加工する装置を使えば音色もどんな風にでも変化させることができる。つまみを回すだけで簡単に。

しかし、自分が納得できる音色を作るのは簡単ではなく、そしてその音を他人が気に入るかもわからない。また、そのときいいと思っていた音色で録音しても少し時間が経つと「ちょっと違うなぁ・・・」とか多々あったりする。

そして、ギターを弾いているときいつも思うことは音はギター本体からでなく離れた後ろのアンプや前方のPAのスピーカーから聞こえてくること。

「音色を見失ってしまう・・・音が遠く感じる・・・」

年を重ねていくにつれて楽しいというより、楽器と完全にシンクロできない切なさの方が大きくなっていました。

本当に才能がある人ならそんな風に思わないはず。やはり自分には向いていないのかもしれないと思いはじめていた。上手い下手云々ではなく弾いているとき楽しいかどうかが重要なのです。

あの日、楽器屋に立ち寄ったのは翌月に行う知り合いのバンドとの合同ライブの会場を予約手続きに行った帰りでした。そのライブで自分のバンドは解散することになっていました。(歌ものRock系でした)

30半ばにもなるともう昔のような音楽熱も薄れ、すぐに新たにバンドをやりたいという気力もありませんでした。

そんなとき、たまたま試奏させてもらったトランペット。衝撃でした。

「両手で音を握っている!」

電源なしで顔の前で大きな音が鳴らせる。そして、手にもその振動が伝わってくる。まるで音が自分の中心から出てその音をガッチリ掴んでいる感覚。

もう何年も電気に頼る楽器がメインになっていた自分にとって本当に新鮮でした。トランペットという楽器が路頭に迷っていた自分にとって”希望の光”に感じたのです。

「吹けるようになるならチャレンジしてみたい!」
その日から、そのような気持ちに支配され本当に始めることになりました。

自分にとってトランペットがギター&鍵盤と大きく違う特色だと思っているのが目をつぶって演奏が出来るということ。

ギターと鍵盤は広いレンジをカバーする際ポジション移動しないとならなく、目をつぶって演奏するのは難しい楽器。

本当の達人なら出来るのでしょうが私は出来ません。ですので、音の軌跡を描く際に目に頼ってしまいます。

(楽器を弾かないときはギター脳、鍵盤脳でイメージしていますが、演奏中は実際に見えているのでつい目に頼ってしまいます。)

トランペットは押さえるところが3つしかなくポジション移動しなくてもいい。目をつぶってイメージだけに集中することができる。

「心の目で見る」

トランペットという楽器だからこそ意識的にそれが出来る。これはきっとトランペットを演奏するときだけではなくどんな楽器を演奏するときでも大事なことなんだと思います。

(あのジャズ・ギターのヴァーチュオーゾ(超達人)のジョー・パスはどんな単音のソロを弾くときでも頭の中でコードを押さえていたそうです。(私はそんな余裕は持てません、やっぱりスゴイ・・・@@;))

おかげでソルフェージュ能力がかなり強化されてきたようです。それに連動してギターと鍵盤の弾き方もだいぶ変化した気がします。

あ、なんだかんだ言ってもギターはやめたりしませんよ(笑)。やっぱり好きな楽器で自分なりに今後も向き合っていくつもりです。

あきらめなければ何歳であっても自己の能力向上の可能性はあるのですね。今ではトランペットを始めてよかったと本当に思っています。

なんだか、長くなってしまいましたね。(^^;)


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テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽

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