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反省会

2012 年 01 月 24 日
トランペット奮闘日記


前回の「枯葉」のアドリブを振り返ると「うまくいったところ」と「無難にかわしたところ」が手にとって分かります。(録音いと怖し(((゚ロ゚;))))

「うまくいったところ」と言うのは自分が意図として「ここはこのフレーズをはめてみよう」として”しっくり”いったところ。

「無難にかわしたところ」というのはコード・トーンを意識せず”とりあえず外さない音”を使ってやり過ごしたところで、偶然的に”しっくり”することもあるがそうでない場合が多い(でも外してはいない)。

ジャズでは例えばキーがAマイナーの曲でコードがAm7からDm7へ進行するときにAm7をA7に変化させより強くDm7に行きたい感じにしたりすることが多く見受けられます。

このときA7は「ノン・ダイアトニック」なコードと呼ばれます。「ダイアトニック」というのは七つの音で構成される音階のことで簡単に言えば”ドレミファソラシ”のことです。

Am7とDm7は”ドレミファソラシ”の中の音で作れるので「ダイアトニック」なコードです。しかし、A7は”ド”
の代わりに”ド#”を使うことになり「ノン・ダイアトニック」なコードとなるのです。

そして、ジャズではこのA7にさらに刺激的だったりメランコリックさを醸し出すためにテンションノートを乗せ変化させたりします。

代表的なのは”#9thコード(シャープ・ナインス・コード)”でしょう。このコードはとにかく数あるコードの中で最も強烈なサウンドがします。

(このコードは伝説のロックギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが多用していたことからロックをやっている人達からは”ジミヘン・コード”と呼ばれたりすることもあります。)

なぜならば、Aで説明すれば構成音は”ラ・ド#・ミ”ですが#9の音は”ド”です。一方Amというのは”ラ・ド・ミ”で構成されています。

コードの3rdの音はメジャーかマイナーかを決定させる超重要な音です。

ある日、A国(ラ・ド#・ミ)がメジャーコードとして安泰な日々を暮らしていたのに突然Am国の猛将”ド”が攻め入ってきたのです!時は戦国、群雄割拠!波乱万丈な物語が今ここに!!(ini-T小劇場、^^;)

メジャーコードとマイナーコードのキー音が混在するため猛烈なうねりを生み出しそれが強烈に刺激的で癖になるたまらないサウンドとなるのです。

テンション・ノートとはほんと香辛料と同じ様なものですね。私など#9thコードさえあればそれだけでご飯3杯はいけます!(食べるラー油かい!^^;)

ここにさらに♭9thの音”シ♭”も参戦すると「オルタード・スケール」や「コンビネーション・オブ・ディミニッシュド・スケール」などが使用可能になります。で、いかにもジャズぽいサウンドを出しやすくなるのです。

要するに、このA7からDm7に移るときは大手を振るって「ノン・ダイアトニック」な音を使用しジャズっぽいサウンドをかもし出せる格好なチャンスなのです。

前回のアドリブでもこういう「ノン・ダイアトニック」なドミナント・モーション部分は上手くいきました。それは「ダイアトニック」な音が「ノン・ダイアトニック」に変化するところは目立っていて狙いやすいからです。

また、「ノン・ダイアトニック」な部分でフレーズのパーツをつなぎ合わせると言う感覚でコンビネーションがうまくいったという感触も得ました。これは今までに無かった感触。

(鉄拳で例えるとコンボ技が炸裂した感じでしょうか。目指すは10連コンボ!笑)

課題と思ったのは「ダイアトニック」な部分です。ここは「ダイアトニック」な音を使えば無難に済ませることができます。しかし、無難に済ませやすい反面、効果的なサウンドを出すための目印が見つけにくく”ジャズっぽさ”を醸し出すのが難しい箇所と思います。

「ダイアトニック」な部分でいかに「ノン・ダイアトニック」な音を掘り出せるか、それが今後の課題となりそうです。



日記復活にあたり激励のメールをくださったKさん、感激しました。どうもありがとうございました。この日記を楽しみにしてくれている人がいるとわかっただけでもやる気が出ます。まだまだ頑張りますよ!

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テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽

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