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メカニカルでエクササイズ

2012 年 03 月 11 日
トランペット奮闘日記


トランペットの練習を始める前にウォーミングアップと言われることをする人は多いことと思います。もちろん、私もやっています。

時期によってマイブームというかウォーミングアップの方法が変わったりするのですが、今私がやっている方法を紹介したいと思います。

去年、練習を再開して思ったこと。「トランペットを始めて4年経った。これから5年目に入る、もう初心者と言う逃げはできない。上級者に近づくためにはとにかく早いフレーズもできるようにならねば!」と練習方法を考えてみました。

そこで思いついたのはクロマティク・アプローチ。管楽器という比較的レンジの狭い楽器でアドリブする際にそれは重宝されるであろう。(なんせ1オクターブ中に12個もの音を使えるのですからね!)

そのクロマテック・アプローチと言うものには自分的に大きく2つに分類できると思っています。

また勝手に名付けようと思いますが(笑)、一つはメカニカル・クロマテック・アプローチ

これは、例えば半音下がるのを「↓」半音上がるのを「↑」と表記するすると「↓、↑、↓、↓、↑、↓、↓、↑、↓・・・」や全音下がるとき「Ⅱ↓」と表記するとすれば「↑、Ⅱ↓、↑、Ⅱ↓、↑、Ⅱ↓、↑・・・」と言う感じで機械的に移っていくフレーズです。

このメカニカル・クロマテック・アプローチは調性を感じさせず、そのおかげでどの調でも同じフレーズを使いまわしできるというメリットがあります。サウンドは合っている様で合ってない様で・・・でも合っているかもしれないかも??、という感じですかね。(笑)

ゆっくり弾けばアウト感を醸し出せるし、早く弾けば音数で圧倒するということにも使えるわけです。

私的にウィントン・マルサリスのアドリブが独特なサウンドに感じるのはこのメカニカル・クロマテック・アプローチを多用しているからとか思ったりしてるのですよね。

もう一つはハーフ・クロマテック・アプローチ。これは半音階を使っているのに調性を感じるフレーズ。

コードトーンをつなぐとき多く見受けられますが何でもかんでも半音階を使えばいいというわけではなくその音選びには高度なセンスが必要とされる。

見事にキマれば超クールなサウンドになりますが、失敗するとやはり失敗したように聞こえてしまいます。(^^;)

このハーフ・クロマテック・アプローチ、プロの演奏を聴くと「本当にそんなかっちょいいフレーズよく思いつくよな~。自分なんて今ここで聴かなかったら一生思いつことないだろうなぁ」と思うことが多々あります。

これは自分の力だけでひねり出していくより先人のフレーズを吸収して学んでいくのが一番効率いい方法かもしれませんね。

とりあえず、メカニカル・クロマテック・アプローチでフィンガリングを鍛えようと思い立ちました。そこで去年5月ぐらいから始めたウォーミングアップ方法がこれです。




(↑クリックすると大きくなります(※実音表記です))

いつもは譜面を見ないでやっているものですが、じつは自分でも何をやっているのかよく分かっていなかったので今回確認するために譜面化してみました。(オイオイ、f^^;)

これをとにかく自分の中での速さの限界に挑戦する気構えで早く吹こうと試みます。


メカニカルでエクササイズのフレーズ

演奏時間:12秒
録音日:2012年3月11日


このエクササイズはちゃんと音が鳴ることよりも指を早く動かすことを目的としていますが唇もいい具合にほぐれますよ。

始めはそんなに速く出来ませんでしたがもう10ヶ月ぐらいやっているとけっこう早く吹けるようになりました。(ただ、演奏しているときは指ではちゃんと演奏しているという自覚はあるのですが録音を聴くと何やっているか自分でもよく分かりませんね(笑)。たぶん合っていると思うのですが・・・
サラニオイオイ、^^;)

これはウォーミングアップ用のフレーズですが理論的にメカニカル・クロマテック・アプローチとしてアドリブにも使えるはず。そこで、以前から実戦で使ったらどんな感じになるのか試してみたかったので今日実演してみました。

調はGマイナー(in B♭ではAm)でコード進行は
|| Cm7  F6 | Bb6   Eb6 |
 | Am7(-5) D7 | Gm7  G7  ||
 | Cm7  F6 |  Bb6  Eb6 |
 | Am7(-5) D7  |   Gm7    ||
です。

2012年1月28日のアドリブと同じ進行ですが今回のテンポはなんと180(X JAPAN並み^^;)。これを「メカニカルでエクササイズのフレーズ」を取り入れて16分音符で音数で圧倒するというのを目標としてみました。


課題曲


「メカニカルでエクササイズのフレーズ」を実戦で使ってみる試み


使用楽器:XO RV-GB with Chi-Chi-Song
使用マウスピース:Bach3C

使用マイク:SHURE SM57

演奏時間:17秒
録音日:2012年3月11日

演奏:ini-T MUSIC SKY BAND


トランペットを始めた頃、「実際の演奏で16分音符など使えることが出来るようになるのだろうか?」と思ったりしてました。しかし、今の自分には出来るようになったと思えます。やっぱり、練習と月日があれば導いてくれるのですよね。

XO RV-GBを初めて手にしたときピストンの感触をとても気に入ってしまったのですが、同時に考えたこと「普通のトランペットよりピストンの戻りが遅いようだけど早いフレーズを吹くとき不利に働いてしまったりしてしまうのでは?」と言うことでした。

今ならまったく問題ないと断言できますね。RV-GBにはプリセットされている柔らかいバネの他に硬いバネも一緒に付いてくるのですが私は柔らかいバネの方を使っています。自分の中では柔らかい方じゃないとXO RV-GBではなくなってしまうのです。(だって押し心地が気持ちいいんだもん(*^^*)

(ちなみに、ピストン用ボタンはメタルボタンの他にシェルボタンも一緒に付いてますよ。)

このRV-GBのピストンの感覚、なんだか以前から馴染みがあると思っていたらピアノに近いと気付きました。そう、このXO RV-GBは自分的にはピアノタッチのトランペットなのです。(笑)

ピアノの鍵盤はトランペットより戻りが遅いと思いますがあの天才ジャズピアニストの上原ひろみちゃんだってもの凄い早弾きしてるではありませんか!(あんだけ弾きまくれたらピアノ弾くの楽しいだろうなぁ。)


ええと、トップページの表紙画ですがこのサイトを立ち上げようとしたとき一番初めに制作してボツにしたものをリメイクして差し替えることにしました。

イニチカちゃんでしたがサブとして頑張ってもらうことにしました(私の持ち味は遊び心です、笑)。歴代のトップページの表紙画は「CGの間」の方に展示してみることにしました。


実家が津波で流されてしまってからちょうど一年経ちました。私の実家の方はまるでそこに以前から住んでるがごとく新居に馴染んでしまっております。しかし、知り合いでも仮設住宅で暮らしている方も多いです。復興が進んでくれることを願うばかりです。

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テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽

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