[音楽のBLOG] トランペット奮闘日記index トランペットのしくみ 音楽りろん講座 [CGのBLOG]
[Web Top] Profile 所有楽器の間 Mail Link

メカニカルでエクササイズ~検証編~

2012 年 03 月 18 日
トランペット奮闘日記


先週録音した「メカニカルでエクササイズのフレーズ」でしたが、演奏しているときは間違いなくフィンガリングしているつもりでしたが録音を聴くとなんか思っているより短く感じる・・・?

しかも、数日経って気付いたのですが「実戦で使ってみる試み」の方ではあのフレーズは8拍あるはずなのに6拍ぐらいで終わっている・・・?

「これは、自分ではやってるつもりがとんでもなく大きな勘違いをしているのかもしれない・・・」と言う気分に苛まれてきました。

では、自分は一体何をしていたのだろか?自分のためにもそれをはっきりさせる必要があると思い検証してみることにしました。

再生速度を半分に落として聴いてみても音が潰れてしまってうまく聞き取れない・・・こうなったら自分が演奏したと思っているフレーズをシーケンサーに打ち込んで先週の録音に重ねて確かめる方法しかありません。

いつもウォーミングアップがてらにやっていたあのフレーズ。自分的にはテンポ180よりは速く、200ぐらいいっているのではないかと思っていました。

しかし、重ねて聴いてみても全然合わない。210、220と上げ続け290のところでようやく合いました・・・えっ、テンポ290?!

そんな速いテンポで演奏していたとはかなり予想外で自分でも驚いています。(@@;)



検証の音源を用意してみました。



(※画像をクリックすると大きくなります)


メカニカルでエクササイズのフレーズ~検証編その一~


メカニカルでエクササイズのフレーズ~検証編その二~


「メカニカルでエクササイズのフレーズ」のin B♭版の譜面も用意してみました。(しかし、このフレーズは譜面を見ながら演奏する方が難しいでしょうね。自分的にも難解な譜面となっております^^;)

「検証編その一」の方がシーケンサーでこのフレーズを打ち込んだ録音です。テンポ290でハイハットでリズムを刻みながらMOTIFのチーチーで機械的に演奏させています。

「検証編その二」の方はその録音に先週私が演奏した録音を重ねてみたものです。左チャンネルに私の実演奏、右チャンネルに打ち込んだものという風に配置してみました。

メトロノームを使っていたわけではありませんでしたが、自分の指の動く速さの限界点というのが功を奏し奇跡的にテンポが安定しています。どうやら、本当にテンポ290で演奏していたようです。

なぜこのフレーズが短く感じたのかわかった気がしました。どうやら自分的には「テンポ290の16分音符で2小節」というより、半分の「テンポ145の32分音符で1小節」と感じ取ってしまっていたと分析します。それでなんだか1小節分ぐらいにしか感じなかったのかもしれません。

(今まで自分の音楽活動においてテンポ290で演奏をしてみようという発想をしたことは一度もありません。普段馴染みのある145の方で捉えてしまっていたのは当然かと思います。)

そこで、「実戦で使ってみる試み」のあのメカニカル・フレーズは何かを抜かしてしまっているのではなくて、もしかしたら16分音符ではなく6連符になってしまっているのではないのか?」という仮説が立ちました。

そこで、先週録った「実戦で使ってみる試み」を打ち込みで再現して実際の録音と重ねて聴いて確かめてみようと思いました。(自分で演奏したものをこんな手法で耳コピーしようとするなんて初めてです。それぐらい、あの時の演奏は自分でも何をやっているか把握できていませんでした。)

その瞬間にやろうとしたことは覚えているのですが、音符でどうなっているかはいちいち考えている余裕はありませんでした。けっこう手こずりましたが(汗)大体打ち込みと一致出来ました。





「『メカニカルでエクササイズのフレーズ』を実戦で使ってみる試み」を打ち込みで再現した録音。

「『メカニカルでエクササイズのフレーズ』を実戦で使ってみる試み」を左チャンネルに”自分の演奏”、右チャンネルに”打ち込んだ演奏” と重ねてみた録音。


譜面の画像をクリックすると大きくなります。

なるほど、あの時このような演奏をしていたのですねぇ。たった8小節ですが、この譜面を作成するのに1時間以上かかりました(汗)。(実音表記です。in B♭版まではご勘弁して下さい。f(^^;))

自分の中で超速い曲のライン引きはテンポ180となっておりました。それには理由があります。

高校時代、私はX(エックス、当時はまだJAPANは付いてませんでした)の大ファンでギターでコピーバンドに参加して演奏していたこともあります。

Xの曲は速い曲ばかりで、たいていメトロノームをテンポ180に合わせて練習したものです。とにかく常人がバンドとしてまとまりを保ちながら演奏できる速さの限界が自分の中でテンポ180なのだとその頃インプットされたのです。

自分的にはテンポ180に合うように一番の速いフレーズを試みれば16分音符になるだろうと予測してのことでしたが勢い余ってそれを飛び越えて6連符になってしまっていたようです(汗)。

自分的にギターや鍵盤で「メカニカルでエクササイズのフレーズ」をテンポ290で演奏できることなどまず一生涯不可能でしょう。

トランペットという楽器でこんなに速いフレーズを演奏できるとは・・・結果的に、この試みでトランペットという楽器のポテンシャルを体感いたしました。

そういえば去年くらいからです、フレーズによってはギターや鍵盤よりトランペットの方が弾きやすいものがあると感じるようになったのは。

(※譜面の最後の音だけは「ホントはその音でキメたかった音」とご了承ください。m(_ _)m)


ジャズではノーマルなコード表記であってもジャズっぽいサウンドにするため1つ2つのテンション・ノートを忍び込ませるというのが暗黙のお約束となっております。今回の譜面のコード表記はちょっとリアルに表記してみました。この曲のピアノのバッキング・コード(私的常套なパターン)を忠実に表記するとこのような具合になっておりました。


ちなみに、当時のXの演奏時に彼らはどれぐらいのテンポで演奏していたのかちょっと気になり久々にXのアルバムを引っ張り出しCDの音源からテンポを抽出してみました。「BLUE BLOOD」が約188。当時最速とされた楽曲「オルガムス」は約196でした。YOSHIKIはこのテンポでドラムを叩いていた。ドラムという楽器はスティックを最低2、30cmは振り上げないとならない。常人の域をこえている、これはもうケンシロウの百裂拳レベルでしょう・・・やっぱりすごいっすねぇ(@@;)。とにかく、私の”速さ”への憧れの原点はXだったといえます。

スポンサーサイト
テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽

コメント

コメントの投稿


非公開コメント

カテゴリ
BLOG内検索フォーム