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最終秘奥義「改造」、その果てに・・・

2012 年 10 月 02 日
トランペット奮闘日記


写真までとって準備していたのにすっかり載せ忘れていたことがありました。

それは、「YAMAHA ALLEN VIZZUTTIを試奏しにいかねば!」という動機を私に強く与えた出来事でした。

5月21日、YAMAHA ALLEN VIZZUTTIに結構興味を抱いてしまっていたのですが、それでも自分の中ではBACH 3Cほど自分の唇に合うマウスピースはもうないのだろうと思っていました。

「わざわざ、試奏しに行っても無駄足になる確率が高い。」、そんな気がしていました。

そこで常々ぼんやりとは考えていた試みをしてみようと思い立ちました。

それは、禁断の最終秘奥義「マッピの改造!」です。

BACH 3Cは口に合うといっても高音域は出しやすいとは言えない。それはカップが深いからで浅くさえすればそれはもう自分にとって最強のマウスピースになるだろうと思っていたのです。

「よし、今日こそ実証させてみせる!これが成功すればもうYAMAHA ALLEN VIZZUTTIなど試す必要はないのだ!」

まあ、ようするにBACH 3Cのカップを浅くしてみようということです。かんたんに加工、変形出来る素材として思いついていたのはロウソクです。

融点は60℃ぐらいで固体でも爪で削れる素材。最悪失敗しても綺麗に取り除けるので実験レベルならまさに打って付けじゃあ~りませんか!(笑)

これによって吹きやすい深さが判ったのならマウスピースをオーダーメイドで加工してくれる工房に依頼して”ini-T モデル・マウスピース”でも作ってもらおうかと考えていました。

そのときの心境は”北斗の拳”の次回予告風に表現すれば、

”ラッパの拳”、次回予告!
「禁断の最終秘奥義、その名も”マッピの改造”!
BACH3Cよ、お前の真の可能性を見せてみろ!!」

という気分でした。(^^;)

とにかく、その日その試みによって何か大きな可能性を得られるだろうと信じて疑いませんでした。

では、レシピの紹介です。(笑)




左からロウソク、菜箸、マッピ、アルミホイルで即席に作った注入カップ、ラジオペンチ、強力な半田ゴテ。




まず、ロウソクを折って3欠片ぐらいを注入カップに乗せる(実際はこれでも多すぎました)。ロウを注ぎやすいように先端を鋭角にしておきました。




そして、半田ゴテに乗せ熱する。




マッピを立て菜箸でマッピのスロートを塞いで準備しておきます。(画像の白いのは以前即席で作ったマッピを9本まで立てておけるマッピスタンドです。雑な作りですが結構実用性あります。^^;)





そうこうしているうちに、ロウソクがすっかり溶けて透明な液体と化しています。




すかさず、ラジオペンチで注入カップをつまんでマッピのカップにロウを注ぎ込む!

この時「お前もロウ人形にしてやろうか!?」と唱えるのを忘れないようにしましょう。(冗談です。^^;)

みるみる白く固まっていきます。




そして、浅さ5mmほどの超ベリーシャローカップが完成しました。

さすがに、このままではロウに触れてしまうので唇は全く振動しません。





それで、いろいろ吹きやすい深さを見つけるべく指にティッシュをかぶせマッピを回転させながら削っては吹いてを繰り返していきました。

でも、なんだか繰り返していくたびに当初抱いていた思惑が見事に裏切られていく感覚が大きくなっていったのです・・・

「Bach3Cのリム形状でカップさえもう少し浅かったらそれはもうハイノート・プレーヤーにもなれるかもしれない!」

しかし、カップがいつもより浅いはずなのに吹きやすさも音域も通常のカップと大して変わらなかったのです。(おそらく、ロウだからというわけでもないと思います。)

そういえば、3Cより浅い3D、3Eもたいして高音が出やすくなるわけではなかった。7Eも10-1/2のDもE
もCカップより劇的に吹きやすくなったという感想は持てなかった。

ならVカップなら何か変化を感じられるのではないかと幻のBACH 3SVを試みてみました。




ギターのドロップ型ピックをグリグリ回して削ってみました。

結果は・・・何かが向上した感覚はありませんでした。

それで認識したのは「カップがただ浅ければ高音が出やすくなる」というわけではないということ。

きっと、スロートやバックボアの形状も無視できない大きな要因となっているのだと痛感しました。

それで、私はムックのように「あわわ、あわわ!」とあわてふためいて「あのマッピが売れてしまわないうちに試しに行かないと!」と、着の身着のまま愛用のRV-GBを抱え楽器屋に向かったのでした。(笑)

結果的にはVIZZUTTIではなくBOBBY SHEWモデルを使うことになったのですが、あの日この禁断の秘奥義を試さなかったらBOBBY SHEW-JAZZの真の可能性すら見過ごすところでした。


しっかし、10月に入っても30℃を超えるなんて反則ですね。昨日もなんだか汗だくでした。でも、今日は日が落ちてからはひんやりしてきましたね。もういい加減に秋になってもらいたいですね。

じつは私、今月中に引越しをする予定になってましていろいろとその準備のために最近はトランペットの練習はなおざりぎみです・・・

月末には引越し先で落ち着いているとは思うのですが久々の引越し準備はなかなか大変です。とにかくまずは断捨離あるのみですな。

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テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽

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