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チーチーソングの共振拒否?

2013 年 04 月 21 日
トランペット奮闘日記


ただ出すだけなら、ダブルハイCは以前よりもだいぶ距離が縮んで来た感じがします(まだまだ、全然簡単なことではありませぬが)。

しかし、相変わらずダブルハイCはピタリと留まってくれず暴れまくる始末。そういえば、ミュートを付けないときはそんな風にはならないと気づきました。

それで、もしかしたらチーチーソングの持っている固有振動がダブルハイCを拒絶している原因ではないかと思ったりしだしたのです。

チーチーを着けてダブルハイCを狙うと、何というかまるで2本の磁石で同じ極どうしを付けようとすると弾かれるのに似た感覚があるのです。

チーチーを装着してもピッチは若干上がるものの、トランペットの長さとしては影響していないよう。チーチーソングの全長は約11.6cm。楽器と接しているコルク部を考えないことにすれば約9.3cm。

マウスピース同様、その全長の短さから共振を起こすには結構な振動数を必要とするので通常の音域では問題はない。しかし、ダブルハイCぐらいになってくると理論上、9cmぐらいの長さでも共振が発生してくるはず。

ちょっと、チーチーソングで共振を起こす術が見つからないので代わりにマウスピースを使って基音を測定してみることにしました。




今回測定するマウスピースはYAMAHA EM1、全長約8.8cm。このマウスピースを共振させる方法は、シャンクエンドからフルートのように息を吹き込みます。

録音してみました。


YAMAHA EM1での基音の共振の録音

演奏時間:6秒
使用楽器:YAMAHA EM1
使用マイク:SHURE SM57
録音日:2013年4月21日


これをAudacityでスペクトラム表示させてみました。(このサイトのmp3変換はすべてこのソフトで行なってます。多機能なのにフリー、すごく使えます。ありがたや。m(_ _)m)




一番共振している箇所が1853Hz付近。ここがこのマウスピースの基音となる振動数。ダブルハイCの周波数は1864.8Hz。全長約8.8cmのEM1の基音はA#6、正にダブルハイC(B♭6)の音です。

ちなみに、1853Hzでの開管の理論上の長さは9.2cmぐらいで、開口端補正は9.2-8.8=0.4cmぐらいとなりますね。

チーチーソングの全長を約9.3cmと考えると理論上の周波数は1828Hz辺り。開口端補正を考慮に入れると基音はA6(1760Hz)の方が近くなりB♭6を拒否してしまうのではないか?

その近辺はそうでもないのにダブルハイCだけ強烈に拒否する原因は、正直ハッキリ解りません。しかし、チーチーソングの固有振動が関わっている事は濃厚な気がします。

以前、楽器屋さんでチーチーを潰したりするとピッチが上がるのを防止できるとか聞いたことがあるのですが、そうすればダブルハイCでのデッド・ポイントも解消するのでしょうかね?

いや~、そう言われても潰す勇気は・・・f(^^;)


今日は全国的に寒かったようですね。こちらは朝ちらちら雪が降ってきたと思ったら、昼ごろ本格的になり1~2cmぐらい積っていたのに、夕方もう解けてました。4月下旬、ようやく桜もやってきたというのに驚きです。

そうそう、来週の「題名のない音楽会」では次回予告的にエリック宮城氏がスタートレックのテーマを披露してくれるような感じでした。

EM1の生みの親の演奏、楽しみです。勉強させてもらいます。


ついでに、ギターでもある特定の弦のフレットで音がしぼんでしまうような”デッド・ポイント”という現象はあったりします。逆に、そこだけすごく鳴りが良いといこともあります。

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テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽

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