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アバチュアの是非

2013 年 11 月 17 日
トランペット奮闘日記


舌改革を始めてハイ・ソまでは確実性が増した気はするのですが、逆にダブルハイ・ドまでは全く届く気がしなくなってました。

舌改革において一つのテーマは「高音を出すにはアバチュアを変えず舌を使って息のスピードを上げる」というものでした。これはタングマジックに書かれていたものでした。

でも、これは簡単そうで難題なのです。例えば、ホースの先端をつまめば水は勢い良くホースから放たれます。しかし、ホースの半ばあたりをつまんでも一瞬勢いがつきますがすぐに元に戻ってしまいます。

どちらも「ベルヌーイの定理」で考えればつまんだ箇所はつまんでない箇所より水の流れは速くなっています。

ホースの半ばでは、つまんで狭くなっているところでは勢いよく流れてもつまんでない手前の水に押し戻され元のホースの太さに戻るため結局ホース先端から出る水の速さは変わりません。

ただし、つまんだ瞬間は指で押しのけた体積の分だけ一瞬水は勢い付きます。リップ・トリルはこれを利用しているものと思われます。

リップ・トリルの場合は舌を使って息の通り道を狭めるだけでは音程を変えるだけのエネルギーを得られないので、同時に息を強く出す必要があります。

水道で例えるなら、ホースをつまむと同時に水栓を広げて水圧をあげ、ホースを離すと同時に水栓を締めて元に戻すを繰り返すイメージですかね。

舌を使わずに息の強さだけでも出来ないことは無いのですが、ものすごく効率が落ちます。

ホースの先端をつまんだときは、狭くなったまま元に戻ること無く空中に放たれるためスピードも速いままです。

そう考えると、高音を出すためにはホースの先端であるアバチュアを狭くすれば唇の振動数を効率良く上げられるのではと再び思うようになりました。

舌改革を始めてから舌のことばかり考えて色々やっていましたが、ここ数日は舌のことよりアバチュアを狭くする方を優先に考えて吹いていました。

そうしたら久々にダブルハイ・ドまで届きました(百発百中とはいきませんが)。やはり、自分的にはアバチュアの大きさを変化させるやり方の方が高音は出しやすいのかもしれません。もちろん、舌も無意識に同時に使っています。

そういえば以前、チーチーを付けてダブルハイ・ドを出すと何故か音が暴れまくると書きましたが、舌を使って吹くと暴れませんでした。

思ったのですが、スーパーチョップスで舌を下唇に突き出すように付けるというのは振動を止めない範囲で、なるべくアバチュアに近いところで舌を使うことに意義があるということかもしれません。

タングマジックは舌先を下歯の裏に付け舌の腹で息のスピードを変える奏法。そうするとやはり私はスーパーチョップス寄りなのでしょうか。いや、スーパーチョップスをハッキリ理解できてない以上正直わかりません。

トランペットの吹き方は千差万別で、誰かやっている一つの方法が全ての人に当てはまるものでも無いのでしょうけど、まだまだ道は長そうです。(- -;)


ちなみにこちらでは先日初雪が降りました。もう冬なのですね。しかっし、近年はやけに秋が短いですね。

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テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽

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