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カオスゾーン、ハイ・ラの謎

2017 年 07 月 09 日
トランペット奮闘日記


しばらく、ハイトーン(ハイノート)の探求などもしなくなっていたのですが「Shocking Blue」でハイ・ラが使われているのを聞いて、久々に思い起こされました。自分的にハイ・ラとは何か謎めいた音なのです。

おそらく、どのようなサイズや深さのマウスピースでもハイ・ソまでは出せるものだと思います(らくらく演奏に使えるという意味ではありません)。ハイ・ソまで出せるのならハイ・シ♭とダブルハイ・ドもいずれ出せるものだと思います。

しかし、ダブルハイ・ドの手前のハイ・ラ、ハイ・シは何故かまず当てられない。ダブルハイ・ドよりその2音下のハイ・ラを出すことの方が困難という、自分にとってハイ・ラから上の音域はカオスな領域なのです。

YAMAHA EM1は自分にとってもっとも相性の良いマウスピースだと思っています。ここ2年ぐらいトランペットを吹く回数は確かに少なかった。しかし、マウスピース YAMAHA EM1の安定感はすごいもので、例え3ヶ月ぶりに吹いたとしても吹き方を見失うこともなくいつも通りに音を出すことが出来ました。

高音も出しやすいわけですが、それでもハイ・ファあたりから結構出しにくくなってきます。これは舌の使い方がうまくなったらいつか解決するものだと思っていました。

でも、ここで違うマウスピースだったらと久々にSchilke 6A4aを引っ張り出して吹いてみました。サイズ的にもちょうどよく、意外にもすごく吹きやすい。ペダルトーンも鳴らせるし、ハイトーンもEM1より出しやすい。

ただ、Schilke 6A4aでもダブルハイ・ドを出せてもやはりハイ・ラはなかなか当たらない。

意地でも出してやろうと思って鍵盤でハイ・ラ(実音G)の音を出しながらその音に近づけようとしたら、何とか当てることが出来ました。

結構驚いたのは、そのハイ・ラはハイ・ソの上の音階の音と言うよりは、ハイ・ソを全音分ピッチを上げた音としてなら出せた、ということでした。

いくらハイノートヒッターと言えどハイ・ラから上のカオスゾーンというのは、そこで音階として旋律を吹くというより最後のキメ音として使うということの方が多く、メロディーとして使っているのはハイ・ソ#あたりまでなのではないかという憶測をしています。

今まで、自分的にさんざん色んなマウスピースで吹いてみた結果として通常演奏で音階として扱える高音の限界は、おそらくハイ・ソ#までという気がしています。

メイナード・ファーガソンの「スタートレックのテーマ」でもメロディーとして使われているのはハイ・ラ♭(ソ#)までで、ラストのキメ音がハイ・シ♭です。元々のトランペットがメロディーではない「スタートレックのテーマ」はB Major(in C)だったのを、トランペットメロディー版ではトランペットの音域に合わせてA♭major(in C)に移調したのではないかという気がしています。

今までまず当てることができなかったハイ・ラですが、最後のキメ音としてならハイ・ソを全音分ピッチを上げた音というのもありなのかもしれません。

ハイノートヒッターになりたいか?!と問われれば、なれるものならなってみたい!と答えるしかありません。(^^;)

そうなると、ハイトーンにこだわるのならEM1でいつの日になるのかの舌の使い方を模索するより、より出しやすいマウスーピースを使った方が早い、という話になってきてしまいます。

正直言うとハイトーンに関してはEM1よりSchilke 6A4aの方が出しやすいかもしれません。しかし、Schilke 6A4aにはリムにエッジを感じるのが気になります。

自分的にリムにエッジを感じるマウスピースは高音ばかり吹いているといずれ全体的に音が出なくなってくるという傾向があります。EM1はエッジを感じないので高音ばかり吹いていたとしても下の方の音も安定して出せます。

リムのエッジがないマウスピースとして真っ先に思い浮かぶのがMF(メイナード・ファーガソン)モデルです(笑)。9年ぐらい前にJETTONE MFを試奏をしたことがありました。あの時はそのマウスピースのカップの形状はとても特殊なもので一般人が手を出すものではないと思っていました。(^^;)

今、リムエッジが無いJETTONE MFを吹いてみればどうなのかとても興味が湧いてきました。しかし、試奏もせずに新品で1万2千円はあまりにもリスキー。(- -;)

そこで、ちょっと中古を探してみることにしました。そうしたらめったに中古で見かけないのに2本も売りに出されているのを見つけました。めったに中古で見かけない上に売り出されたらすぐ買われてしまう激レアのマウスピースがちょうどいいタイミングで売られているのを目の当たりにしてしまったのです。これは、迷っている暇はありません。

で、注文してしまいました。

もうマウスピースは買わないと心に決めていたのですが、本当にこれで最後にしたいです(本当ですよf^^;)。明日、銀行振り込みしてからの発送なので、来週には届いてるでしょうし感想も書けるかと思います。

JETTONE MFが自分に合うかどうかは分かりません。例え合わないとしても、トランペッターのお守りとして十分価値はあるものでしょう。棚に飾って練習の前に手を合わせるという使い方もできますからね。(^^;)


せっかくなので、Schilke 6A4aでハイ・ラを録音しておこうと思いました。ついでにEM1でもやってみたら一応こちらでもハイ・ラまで出たのでついでに録っておきました。



ミドル・ラからハイ・ラまでこのような感じで上がってみるフレーズです(in B♭)。(リズムは無視しています、そこまでの心の余裕はない^^;)


課題:ラストをハイ・ラでキメるフレーズ

Schilke 6A4a

YAMAHA EM1

使用楽器:XO RV-GB
使用マイク:SHURE SM57

録音日:2017年7月9日


この記事を書いた後に録音を試みたのですが、ハイ・ラはハイ・ソの上の音階に上がってる気もしますねぇ。自分で演奏していてもどうなのか確信はありません。まさにカオス。(^^;)

正直言って、ハイ・ラがこんなにうまく出せたのは今日が初めてのことなので自分でもまだうまく説明できません。「ハイ・ソを全音分ピッチを上げた音」という考え方も少しは役立っているのかもしれませんし。

やはり、ハイ・ラはEM1よりSchilke 6A4aの方が当てやすいです。しかし、EM1でも練習次第でいけるのかもとも思えました(今日ここまで出せるとは思ってませんでした)。全体的な安定性を考えたら断然EM1ですね。JETTONE MFはどのように感じるのか楽しみです。

よく考えると、これが自作防音室を使った初めての録音になりますね。自作防音室のおかげで気兼ねなく全力で吹くことが出来ます。


すみません、今回はシェイクの話をするつもりでしたが、事情が変わったのでまたの機会にしたいと思います。


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テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽

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