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トランペット2周年記念!~解説編~

2009 年 03 月 18 日
トランペット奮闘日記


コンコーネNo.5の原曲にコードを付けてそれと対応する形でまとめてみました(中声用原調表記)。

上段が原曲のクラシック版、下段が”ini-T MUSIC SKY BAND”がアレンジしたジャズ版です。下段は8分音符はシャッフル・ビートで読んで下さい。

ジャズ版の方は3つの和音になっていますが一番上がTp、真ん中がT.Sax、下がTbとなってます(実音表記)。



- 1小節~4小節目 -



原曲には前奏がないのでジャズっぽいイントロを付けてみました。


- 5小節~8小節目 -



ここから曲の始まりです。さっそく6小節目にいかにもジャズっぽいドミナント・モーションを入れてみました。

8小節目もノンダイアトニック・コードに変更。


- 9小節~12小節目 -



9小節目、原曲のD7のところももう少しドラマティックにしたいとドミナント・モーション。10小節目から11小節に向けてクロマティック・アプローチを施しました。


- 13小節~16小節目 -



原曲の13、15小節目にF7が出てきているのでこちらはブルースで対抗しようと思いました(なぜ対抗する?^^;)。ピアノではブルーノートも使ってよりブルースっぽくアプローチ。


- 17小節~20小節目 -



ここはあえて変える必要もないと思い、素直に原曲のコードのままやってます。もちろん、テンションコードを抜け目なく使いジャズっぽさをかもし出すことは忘れない。

たとえば17小節目のB♭maj7のテンション・ノートの9thの音であるドを一番低いトロンボーンで出したりするのがいかにもメカニカル・ボイシングであり、ジャズのハーモニゼーションの醍醐味であるわけです。


- 21小節~24小節目 -



ここがどうするか一番手こずった場所。クラシック特有の曖昧で美しい響きがするがアナリーゼする者にとっては難問。あえてコードを付けてみたが、びったりとは確定できない(他にも付けようと思えばつけられる)。

ショパンの楽曲でもこういうコードを確定できないことは多い。でも、いい響きをしている。何を基準にしてそういう風な音使いになっているのかといつも思う・・・

おっと、話を戻しましょう(^^;)。

結局、原曲のコードはバッサリ捨てドミナント・モーションを強引に割り当て攻めまくりました!(笑)


- 25小節~28小節目 -



ここも21小節~24小節目と同じコード使いに。しかし、マンネリ化を防ぐために後半はあえて変えてあります。

28小節目は原曲はドミナント止めにしてあるが、こちらはいったんトニックに終止して4拍目でアクセント的にドミナントを使って相手の意表をついてみました。(別に戦ってるわけではないけど^^;)


- 29小節~36小節目 -






始まりに戻ります。5~12小節と同じコードで、そして終わります。

ジャズっぽさを出すためにかなり強引にコード付けした場所もありますが・・・ジャズはなんでもありということで!

たとえ和音進行においてクラシック和声の禁則に引っかろうとも、結局ジャズっぽくなればOKなのですよ!(と、わたしは思ってます。)

今回の解説、ちょっと難しく感じてしまった方もいるかも知れません。

ジャズには”ドミナント・モーション”という言葉がやたら出てきます。なぜならば”ドミナント・モーション”こそがプレーヤー&アレンジャーともども一番の見せ場なのです。

そのことだけでも覚えておくと後で役に立つかもしれません。

わたくし、音楽理論はかなり勉強しました。きっとその知識はトランペットを演奏するための道しるべになっていると信じてます。

さ~で、今日も練習がんばるちゃ!(東北弁)



関連リンク:

トランペット2周年記念!~前編~

トランペット2周年記念!~後編~


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テーマ: 楽器 ジャンル: 音楽

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